湯滝〜千手が浜コース

2000年6月5日(月)、快晴。
初夏を思わせるような爽やかな日差しに誘われて、奥日光を歩きました。
今日は、“軽い足慣らしのつもり”だったのですが、スタート地点の湯滝に着いたのが午前9時。
時間はたっぷりあったので、予定を変更して西ノ湖(さいのこ)まで足を伸ばしました。
湯滝を出発して30分。途中、泉門池で一休み。
ここから西ノ湖までは、小田代原の西側を回るのが近道。しばらく歩き、今度は小田代原から分かれて西に進路をとります。
低公害バスが走る車道に出たら、そこが弓張峠。この車道は一般車は通行禁止なので、地図ではこの道をハイキングコースとして表示してあります。
私は車道を横切り山側のコースを歩きました。アスファルトの道は疲れますものね。
ただし、原生林のあまり見晴らしの良くないコースなので面白みはありません。
いくつかの沢を渡って先に進むと工事用の林道に当たります。
ここからはしっかりしたコースになっているので迷うことはないはず。
20分ほど歩くと、林の奥にひっそりと水をたたえた西ノ湖が見えてきます。
時間があったらさらに20分ほど歩いて、中禅寺湖・千手が浜に出てみるのも良いでしょう。


湯滝から湯川西側のコースを行くと、すぐにシャクナゲの群生地に出ます。
白と薄いピンクの花が林の中で映えます。
6月いっぱいが見ごろ。

湯滝から泉門池に向かうコースは、地図上では湯川沿いの木道を通ることになっていますが、今日は山側を通りました。幅1mに満たないコースは、雪の季節になると笹も隠れてどこでも自由に歩くことができます。

泉門池から小田代原に向かって10分ほど歩くと、こんなゲートに進路を阻まれます。
実はこのゲート、小田代原の貴重な植物を野生のシカから守る、防護柵なのです。

泉門池から小田代ヶ原西側を通るコースの途中で、南西に向かうと約1時間で西ノ湖に出ます。
日光ではもっとも奥まったところにあって、とても静かな雰囲気が楽しめます。

国道の赤沼茶屋と千手が浜を結ぶ低公害バス「しらかば号」。一般車通行禁止の道路を、景色を見ながら時速30キロでゆっくり走ります。どこでも乗り降り自由なのが便利です。料金は300円均一。

中禅寺湖の最西部・千手が浜から見た男体山。
手前は高山(1667m)の山麓。
ここから菖蒲が浜まで湖岸伝いに約80分で歩けます。


千手が浜バス停で見つけたクリンソウ(九輪草)。
自生しているものは珍しいそうですが、この周辺には群落を作っています。

中禅寺湖に注ぐ外山沢川。
秋の産卵期になると、中禅寺湖からマスの遡上が見られるそうです。
お役立ちデータ
●コース所要時間
湯滝→(30分)→泉門池→(30分)→小田代ヶ原→(30分)→弓張峠→(80分)→西ノ湖→(30分)→千手が浜→バス20分で小田代ヶ原→泉門池→(50分)→湯滝  所要時間:4時間30分

●休憩できる場所
泉門池・小田代原・西ノ湖・千手が浜

●低公害バス
赤沼茶屋から千手が浜まで、専用バスが走っています。300円の均一料金で、どこからでも乗れ、どこででも降りられます。
小田代原の朝日を見るための早朝バスも運行されています(詳細は0288-55-0880)。

●駐車場
手前から赤沼茶屋(無料)、三本松(無料)、湯滝(410円)


今までの写真とは場所がまったく異なりますが、是非立ち寄ってほしいのが、光徳牧場。
馬と牛が数頭放牧されているだけの、何の変哲もないちっちゃな牧場ですが、いわゆる観光牧場とは異なり、その素朴さに、つい魅入られてしまいます。

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