日光を歩こう(花の小田代ガ原)
2004年7月12日

スノーシュー以来縁のなかった小田代ガ原を4ヶ月ぶりに訪れました。
遅い春が来て雪が解けると、森はいっせいに活動するようになります。
今まで雪の下で眠っていた植物は芽吹き、再び雪で覆われる日まで、活動は止むことがありません。
もっとも盛んなのは、6月から8月にかけてでしょう。小田代ガ原は高原特有の花で、一面埋め尽くされ、お花畑となります。
今回は、そのお花畑を見るために訪れましたが、花音痴の私が確認しただけでも20数種。その中で、私が名前を知っている花(全体のごく一部ですが)だけを写真で紹介します。
  ※花の写真をクリックすると拡大します。
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赤沼駐車場から400メートル。湯川にかかるこの橋を渡ると、小田代ガ原へのハイキングコースが始まります。
スノーシューの季節は雪に覆われていた小田代ガ原へのコースは、このように一面笹が茂っています。冬、雪が積もると、見えるのは葉の落ちた木々の姿だけ。スノーシューならコースにとらわれず、自在に歩けます。
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戦場ヶ原展望台からの眺め。
写真中央にシカが写っているのがご覧になれますか?
でも人間は立ち入り禁止。
小田代ガ原に大群落をつくるニッコウアザミです。同じ群落のノアザミとの違いは、1本の茎に数個の花を付けることと、花色が淡い紫色であることそして、ノアザミのように総苞に粘り気がないことです。
茎の先端にふかふかの花を付けたイブキトラノオ。和名である「伊吹虎の尾」の伊吹は、滋賀県の伊吹山に多く見られること、花の形が虎の尾っぽに似ていることから付けられているそうです。
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小田代ガ原展望台から眺めた「貴婦人の木=シラカンバ」です。
前方に広がる草原が一面お花畑になっています。冬の荒涼とした雰囲気とはずいぶん違いますね。
うす茶色の萼(がく)に包まれて、下向きに咲くヤマオダマキ。黄色の花弁が可憐な印象を与えます。
小田代ガ原一帯に分布していますが、展望台付近がもっとも見応えがあります。
アヤメは鮮やかなブルーの花弁にきれいな紋様が付いているのが特徴で、遠くからでもすぐに見つかります。
同じ場所に、これに似た花でノハナショウブが咲きますが、色が紫で紋様がないのと、時期が10日ほど遅れて咲くので見分けがつきます。
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キツリフネという、あまりパッとしない名が付いていますが、「黄釣り船」という和名を聞くとイメージが湧きます。草木の間の湿った地を好みます。
ハクサンフウロ。薄紫の花弁に紫の筋が入り、とてもきれいな花です。
小田代ガ原を一周し、次はこの標識を北上して泉門池を目指します。
積雪時との違いをご覧ください→こちら
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泉門池の南にある休憩ポイントに着きました。ここはスノーシューでランチをとる定番の場所。午前7時。朝の爽やかな空気を感じながら、お湯を沸かしてコーヒータイム。
湿地を好むバイケイソウです。長い茎に白い花をたくさん付けるのが特徴ですが、コバイケイソウという種もあって、私には見分けがつきません。
赤沼へ続く木道から眺めた男体山です。真冬と違って空気が柔らかいため、かすんで見えます。
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赤沼へ向かう木道に沿って、淡いピンクの花を付けたホザキシモツケが群生しています。
和名は穂咲下野。下野とは栃木県の旧称なので、県特有の植物かも?
糸状の尖った花を付けていることから、唐松の葉にみたて、カラマツソウという名が付いています。
これよりも前に咲くのがハルカラマツといって、花の茎の基部がカラマツソウと違って柔らかいのが特徴です。
戦場ヶ原西側のコース(木道)は、赤沼まで、ずっと湯川を眺めながら歩けます。
冬のモノトーンの景色もいいし、緑の景色もいいですね。
データ
距 離 :2つのコースで約10キロメートル
所要時間:2.5時間(今回は毎時5キロのハイペース)
標高差 :ほとんどなし
交 通 :バス停赤沼から徒歩で

コースマップ(約100キロバイト)

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